学園というファンタジー。

ああもう、何もかもが懐かしい…。最初にドラマCDになったのが2000年と聞いて、私もキャストの皆さんも感慨深い事しきり。久保時は(今回で言えばちゃむ組もですが)収録がそんなに久々ではない筈なのに、やはり学園物の空気の中ではWAとはまったく勝手が違い、すごく楽しかった。この楽しいバカ騒ぎな空気が、聴き手の皆様に伝わればよいなぁと思います。
収録開始直後、執行部全員で声を揃えるシーンが全然揃わなくて(笑)あまりのグダグダっぷりに全員で爆笑だったのですが、そこから急激に皆さん勘を取り戻されて、後半は10人ほどの大人数で息ピッタリな掛け合いが展開されました。すげぇ。
シナリオも、出来るだけいつものメンバーがいつもの大騒ぎをしている、執行部のテンプレートに添ったやり取りをふんだんに盛り込んで書きました。だから執行部だけでなく、会長副会長も五十嵐先生も大塚軍団も(笑)いつもの感じでそこに居ます。勿論久保時の、いつものアレなシーンもあります。俺頑張った。10年前の自分に勝てた気がする(←森川さんと石川さんのお陰に決まってます)。
……まあ……その「盛り込み過ぎ」のおかげで、ちょっとした「想定外な事」が起こりまして……(苦笑)。それについては多分CD発売前にはお知らせできると思うのですが、決して悪い事ではないので(笑)そちらも楽しみにしていて頂ければと思います。
因に収録後の身内の感想は「治と龍が卑怯」「治はWAよりはるかにオイシイ」という声が多かったです…うん、私もそう思う…。
今回完全オリジナルにつき、ネタバレになってしまうのでアフレコレポートはこんな感じで。ブックレットには、両面ジャケットの他にカットも計7点描き下ろしました。(因に上の画像はジャケットの一部です)
久々に会えた『荒磯』の空気、『荒磯』の面々に、元気をもらいました。