た だ い ま っ。
本当に御心配おかけ致しました。日本中から暖かい念を送って下さっていた皆々様、ありがとうございました!!
手術は無事済みまして、一時期は傷も安定してたのですが、抜糸したらまたパックリ腹が開いちゃって(笑うしかねえ!!)高熱出ちゃって入院延びてしまいましたヨ…てへ。実はまだ傷口ちゃんとくっついてなくて、お腹は我ながらグロテスクで目も当てられないんですが(痛みはだいぶ引きましたが)また開くようなら再入院なので、おそるおそるお家に帰って来ました。先生に「あんまりパックリ行くと、デロッと腸出ちゃうからね〜」と笑顔で言われまして、そんなリアル猪悟能にだけはならないように、しばらく安静に自宅療養致します。ずっと右手首に点滴打たれ続けてたせいで握力落ちまくりなので、まずは右手のリハビリからしないと、ペンも持てないや。
まぁ……色々ありました。色んな事考えたし感じたし、とても良い試練という経験でした。まだしばらく安静期間は続きますが、イスに座って机に向かう体勢がかくもホッとするものなのかと(爆笑)いつもは締め切り前になると「ここではない何処かへ!!」とわめいている漫画家とは思えない殊勝な事を思ってみたりしています(笑)。
-----------で、ですね。
子宮をですね、全摘出して参りました。うん。
病状的に、そうせざるを得ませんでした。
「32歳未婚の女性から子宮取っちゃうのだけはなんとか避けたい」と、担当の先生が色々と手を尽くして下さいましたが、ちょっと手遅れでした。
でも、私個人としては、後悔はないです。
だって私の産んだ“子供”なら、もうこんなに沢山いるからねぇ!!(笑)
…どの子もまぁ、人相や素行が若干悪いですが(笑)我が子を愛する気持ちは本物だと思ってます。そして彼らを愛して下さる方々がいる事を心から誇りに思います。なんて恵まれてるんだろう自分。心の底からありがとう。
手術後に、取り出した子宮を家族皆で見たり触ったりさせて頂くというサービス付きで(笑)それはそれで貴重な体験出来たなぁと(笑)。普通の子宮って、ニワトリの卵サイズらしいんだけど、私のは腫瘍自体が直径12cmにもなってたんで、子宮はもう「高級メロンぐらい(←担当医談・笑)」の大きさで、なんと1.6キロもあった!!
……1.6キロ腹に入れて何年も生活してたのかぁ、どんな修行だよソレ(苦笑)。
喜ぶべきとは言いませんが、腹廻りが急激にスリムになりました(笑)。
とまぁ、こんなカンジで、ご報告させて頂きました。
読者の皆様から「きちんとした事情説明を」「心配なので病状をハッキリさせて下さい」というご意見、たくさん頂きました。勿論それがスジかと思いますが、何せまぁグロい話にはなるので(特に男性の方にはキツイかなと…)、こんなカンジで軽めに済まさせて下さいませ(笑)。
もっとずっと重い病気を抱え、想像出来ないほど辛い思いをしている方が沢山いらっしゃる中で、体調不良だ何だと御心配御迷惑おかけして申し訳ないと、ホントに恥ずかしい次第で。
…まだこの先、治療も続きます。また御心配をおかけする事もあるかもしれません。でもとりあえず、ひと山は越えました。暖かく見守って下さった皆様にも、協力して下さった仕事関係の皆様にも、そして何より支えてくれた家族にも、ただただ感謝。言葉にならないです。
まずはそれだけ。
2週間ちょっとぶりにネットに繋いだら、沢山新情報出てましたので(あわわわ)小分けにアップしてゆきますね〜。
なんだか浦島太郎のよーな気分。たった半月で…?怖い怖い。