祝福の黒ミサ。
当初は屋外開催でお花見も兼ねてくれる予定だったそうですが、流石に無理になったので、室内だけど無理矢理シート敷いて遠足気分で(笑)。


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林檎ちゃんといえば、去年ここに掲載した地獄の誕生日ケーキ「ブラック・スワン」の作成者です。我々の脳裏に深く刻まれた、あのカム着火インフェルノ状態の生首(ケーキの話です)を作った子です。トラウマが甦ります。
ひと月前、彼女は「今年はクロサワ王子を象ったケーキを作ります!」と宣言。
クロサワとは、私の実家で飼っている愛犬。黒いミニチュアダックスです。
林檎ちゃんにクロサワの見本を要求されたので、この写真↓を渡しました。

いや、ほぼそう確信していました。
実物を見る直前までは。
林檎「時間が経つと崩壊するんで、もうケーキ出していいですか〜?」
……崩壊……? 何故「ケーキ」が崩壊するのか。
全員「…ちょっと待った、そのケーキって一体なにで出来てry」
林檎「ローソク点けたんで、電気消しますね〜」
無慈悲に消される蛍光灯。暗闇の中からユラユラと現れた巨大な黒い塊が、蝋燭のわずかな灯りの下で横たわっている。……デカい。そして黒い。
林檎「ハッピーバースデー、せんせ〜!」
全員「いやいやいやいやいやちょっとなになになになになに怖いなにそれ怖い!」
林檎「せんせー、早く蝋燭消して下さいよ〜」
峰倉「いやいやローソク消すとかそれ以前にツッ込みたい事あるから電気点けるわ」


たかの「これ……なに」
林檎「中身は全部、バニラのアイスクリームです〜」
朝比奈「いや、ちがくて…この表面の黒いのって……」
林檎「海苔です」
_人人 人人_
> 海苔です <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
全員「(膝から崩れ落ちて)アイスに海苔って……!」
林檎「味海苔じゃないんで味はしないですよ?」
-----------------海苔の!! 味が!! あるだろうが!!
林檎「因みに芋ケンピは地面、枝豆は草を表してます。草原を走ってます」

林檎「まな板の上で作ったら、一体化して動かせなくなりました!」
だろうね!!アイスだしね!!てか中身がどんどん溶け出してきてるね!!
朝比奈「溶けてきてる、中身出てる!!」
林檎「先生、早くケーキ入刀を!」
峰倉「〜〜〜おま、俺にクロサワをブッた斬れってか!?」
たかの「大丈夫です先生、こんなのクロサワ君じゃないです!!」
それもそうだ。

九暮「海苔……剥がさないと食べられませんから……っ」

峰倉「いやぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!クロサワぁぁぁ!!!」
全員「キモチ悪いいいいいいいい!!!」
たかの「----------とんだグロ画像だなオイ!!」(爆笑)

みんな唇が紫になってた。
ひとつ勉強になったのは、アイスには海苔の味が移るという事だ。
林檎「今回ちょっとインパクトが足りなかったかな〜って」
朝比奈「いや……………何言ってんだお前」
だいじょうぶ、今年もインパクト抜群だったよ林檎ちゃん。
コイツが暗がりに現れた瞬間から、誕生日会が黒ミサになったのだから。

> 海苔です <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄