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現状報告、と打ったら玄奘報告と出た。

うおぉ日にちが空いてしまった。すみません、元気に生きてます!
まだお医者さんからの『お仕事禁止令』がクリアになりませんが、実生活はだいぶ楽になりまして、もーちょっとでお腹の傷はくっつきそうです。お腹よりむしろ、入院中にお尻(尾てい骨の辺)にできてしまった床擦れが…お尻の皮がベロリンと剥けてしまってるのですが、今はそっちの方が断然痛いです(入院中にも治療はしてもらっていたのですが、壊死していた部分に段々感覚が戻ってくるから痛みが増すらしいです)。元々入院前から、仕事でずっと座っていた事&不正出血が酷くて3年近く巨大ナプキン付けっぱなしだった事により日常的に臀部に痛みを感じていたので(一時期は痛みが酷くて、立ったまま描いたりしていた)、お腹手術して動けない間にそこが悪化する可能性に気付くべきでした…。座ってても寝てても患部に当たるので、今も無意味に立ってます(苦笑)。床擦れは怖いですよ、本当に。

※婦人病の話なので以下、女性の皆様へ。(いや男性の方でもご興味あらば)
この一連の事で、読者さんをはじめ色んな方々から「私も実は生理が酷くて…」とか「私も婦人科にかかりっぱなしで…」といったお手紙やメールを沢山頂いてます。やはり女性にとって一番体調不良が出易い場所でもあり、かつ検査や治療を敬遠してしまう部位でもあるようです。例えば個人差の問題もあり「自分の生理痛が他人より重いか軽いか」なんて、正直判断のしようがないですからねえ…。
私は(今となっては分かりますが)生まれついての子宮肥大で、最初からずっと生理が重かったんですけど、友達や廻りの人達を見ていて「どうして皆は生理の日に起きて動けるんだろう…私はよっぽどの痛がりなんだろうか…?」と思ってました。歳を重ねるにつれ症状は悪化し、二十代の頃に一度婦人科で診てもらったのですが、その時「貴方は“子宮後屈”だから生理が重いんですよ、それはもう仕方のない事。出産すれば正位置に戻る可能性もあります」とだけ言われました。だから「そうか、仕方ないのか…」とずっと思ってました。しかしその後、続き過ぎた不正出血による血液濃度の低下で貧血で倒れては救急車乗ったりを繰り返し、最後には痛みで気を失うまでになり、「こりゃ変だろ」って事で再度調べてもらった所、子宮肥大+筋腫が発見されました。「どうしてこんなになるまで放っておいたの!?」とお医者さんに怒られましたが、正直数年前に他の婦人科で受けた診察結果を鵜呑みにしていたからです。自分でも「おかしいなぁ」とは思ってたのですが、「…でも子宮後屈の人は皆、こんなぐらいの痛みなんだろうなぁ…」と…。だって痛みや出血の量なんて、人様と比べた事があるわけでもなし(苦笑)。
女性にとって、子宮の痛みは兎角「痛い」と主張し辛い物であり、また婦人科の診察台に乗る事を敬遠しがちな気持ちも分からないではありません。しかしあまりに「変だなぁ」と思ったら迷わず診察を受けるべきですし、出来れば二ケ所ほどで検査するのが良いようですヨ…(苦笑)。特に不正出血が止まらないのは、病気の問題だけでなく、精神的にもだいぶキツいですもんね。
因に参考までに、私の経験ですと『40cm越えるナプキンが1時間で満タンになるぐらいの出血がしばらく続いたら、輸血を要する』と判断されていましたので、心当たりのある方は(そういう方は絶対に普段から貧血が酷いはず)いますぐ病院へ。
病気治療を目的としているにも関わらずピルには保険がきかない…など、未だ色々理不尽な点も抱える婦人病ですが(生理が重い程ナプキン代だけで年間幾らかかるか…)、同じ悩みを抱えている多くの皆様には負けずに頑張って頂きたいです。リタイアしちゃった私が言うのもなんだけど(苦笑)。私は筋腫の位置が悪かった事もあって全摘出になっちゃいましたが、症状や状態によっては投薬治療でも緩和されるそうですから。

仕事の話題を中心としたブログでこういった話を長々として申し訳ない。これを最後とします。
こんな個人的な体験談でも、少しは皆様の参考となればよいのですが。
by nitro_mine | 2007-08-18 00:00 | 近況日常趣味嗜好