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『最遊記歌劇伝-God Child-』舞台感想

5年ぶりとなるミュージカル『最遊記歌劇伝』の続編完全新作、「God Child」の全公演が終了致しました。
ご来場頂いた皆様、誠に有り難うございました。

前公演より5年も開いてしまった事情は以前チラッと書かせて頂いたので割愛。
今回もパンフレット表紙を描き下ろさせて頂きました。久々のカミサマ編イラスト、ちょっと映画ポスター的なイメージで。
カミサマ編は最遊記無印なんだけど、劇中の衣装は全員リロード仕様なので悟浄も茶バネ赤ゴキブリです。
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──────まずは前置きとして。
メディアミックスに於いての原作者の立ち位置というのは、作家や状況により違いがあると思います。
私個人としても、例えばTVアニメは依頼された事(キャラデ等)以外はほぼスタッフさんに丸投げになりますが(監修量が半端ないので)、
OVAだと絵コンテやシリーズ構成、原画監修等まで手掛けさせて頂く事もあります。
ドラマCDでも、シナリオやアフレコまで完全監修させて頂く場合もあれば、すべてお任せで作って頂く物もあります。
制作元・販売元での違いもあります。
舞台化も何度か経験させて頂いておりますが、基本的にはすべて「お任せ」です。
アニメ&ドラマCDと舞台とでは、明らかに原作の立ち位置が異なる為です。

その中でも『最遊記歌劇伝』は、出版社が協力している舞台という事もあり、イラストや衣装監修等で携わらせて頂きましたが、
それでもシナリオから演出からほぼすべて「お任せします、楽しみにしてます!」のスタンスを貫かせて頂いております。
ざっくり言えば『作品の版権をお貸ししているだけの原作者ポジション』です。
だから実際に舞台を観劇した時に初めて内容を知るという、ほぼお客様と同じ目線に立っております。
それは5年前の前2作も、今作も同じです。

…なので舞台自体の感想はお客さんと同じ目線になります(笑)。
DVD発売も決定しておりますので、ネタバレを避けたい方はここから先をスルーして下さいませ。






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以下、観劇感想です。劇場で観劇させて頂いたのが3日ソワレ、ニコ生タイムムシフトで5日ソワレと7日千秋楽も視聴しました。
なのでちょっとゴッチャになります。そして長いです。
原作者というよりも「唯のコアな最遊記ファン」目線です(笑)。

■前回から三蔵一行の半分がキャスト変更、それがどう影響するのか。
いきなりのカミサマ編で三蔵一行の結束感は出ているのだろうか……?
と、前作からのお客さんが皆さん気になっていたであろう同じ不安と期待を抱えて観劇。それがまったくの杞憂だった事に安堵。
物語序盤は様子見。三蔵と悟浄の喧嘩腰掛け合いを見てすっかり愉しくなり、八戒の保父さんっぷりに感心し、
三蔵と八戒の言い合いシーンで「…この八戒の落ち着いた毒舌っぷり萌える…」になり、二人の言い合いを必死に止める
悟空が可愛くてたまらず、中盤のニセ悟浄出現の辺りで完全にただの三蔵一行にしか見えなくなり、
麻雀シーンで心を持って行かれ、ラストにはすっかり「ヤダもうお前ら可愛い」とニヤニヤ。
二時間の間にすっかり新生三蔵一行のファンになる。

■ただ、なんで三蔵一行が西に向かっているのかとか、それぞれのキャラのバックボーンの詳細までは説明がなされていないので、
原作を知らない方には「???」となった事でしょう。特に悟浄の幼少期やカミサマが拾われた経緯については、
申し訳ないけれど「原作読んでみてね…!」としか(汗)。江流時代の話もか。
今回「この舞台で興味持ったので原作読んでみる」というお声も多かったそうで、嬉しいというか本当に有り難いのですが、
「なんだよ原作はツマンネーな」とか「絵が下手すぎ」とか言われたらどうしようかと今からガクブルしております。

■OPから全体に渡り、プロジェクションマッピングを有効に使った視覚演出が凝っていて、
シンプルな舞台セットのみですべて表現しているのが良い。
悟空の岩牢に鳥が横切るなどの些細な映像も原作読者には嬉しい感じ。
照明と音楽も細かくカット毎に合わせてあって素晴らしい。てか全体的に演出が大変素晴らしい。
しかも原作を最大限に尊重して下さっている。相当読み込んだ上で舞台向けに仕立て上げて下さっているのが分かる。
それが描き手としては嬉しいし、物作りの上で凄く勉強になった。…この辺語り出すと長いのでやめておく(笑)。
楽曲も今回凄く好みでした…! 各シーンとのマッチングも非常に美しかった。

■それから衣装。今回特に法衣が素晴らしかった……カミサマと三蔵、バトルシーンでの袖のはためき方とかもう最高です。
立ち姿のシルエットも倒れていても、前後左右死角無しの完璧な三蔵法衣でした。
そのまま漫画のデッサンの参考にさせて頂くつもりで衣装の動きも延々ガン見しました。
鯛造君と太陽君の武器の振り回し方も参考にしたくてガン見しました。
てかそもそも三蔵一行の全ての動きをガン見してました。有り難く漫画に活かさせて頂きます。
あと鈴木君が銃撃つ時に必ず、サッと袖を手繰る自然な動作に「…おぉ!!」と感心しました……あれカッコイイなぁ……
今更描くのも遅いけど……(苦笑)

■三蔵一行について。
まず鈴木君の玄奘三蔵。以前より三蔵の喋り方がナチュラルになっている。かなり好き。
ドスの効かせ方も、抑揚も、多少気の抜けた時の台詞も、より自然に三蔵らしい三蔵。
以前から関さん三蔵のイメージを壊さぬよう役作りして下さっていたように思えたが、今回は物真似にならず鈴木君としての三蔵。
でも関さんの作り上げたイメージを全然壊さない声。今回とにかく鈴木三蔵の声がお気に入りで、音声だけでも聴いていたいと思った。
声には若々しさもあるのに体力が無い描写がちょいちょい入るのが可愛い(笑)。
そうそう、コミカルなシーンの間と動きが今回とても良かった三蔵。大口開けて煙草プハァのカットも可愛いしカッコイイ。
今回、鈴木君が三蔵の、カッコイイ姿もブザマな姿もコミカルな面も、清濁合わせ飲んでガッツリ演じてくれていた気がする。
なんでかわからないけど個人的に「苦戦してんじゃねえか」の言い方と表情がむっちゃ好き。
あと、悟浄の股下から腕出して敵を撃つ一瞬のシーンがえらいカッコイイ。いいなー、アレ描きたかったなー(こればっか言ってる)。
ゲスな個人的萌えポイントは腕にガッツリ浮き出る血管。

■鯛造君の悟空。前回公演時からすでに「なんというリアル悟空…」と感動していたのだけれど、
5年の月日で驚くほど良い意味でお変わりなく、そして良い意味で変わられていた。
無邪気でガキっぽい悟空と、誰より精神的にタフで壁に立ち向かう男っぽい悟空の両立。
今回麻雀シーンでの悟空を鯛造君の演技で観られて本当に嬉しい。
静から動への流れというか、クールな悟空から真っ直ぐな感情を剥き出してぶつけて、
最後は可愛く頼もしい笑顔になるまでの目力と全身表現が、私の理想の悟空像だった。
アクションの身のこなしも素晴らしいし、かと思えばコミカルなシーンは可愛いしなんなの。なんなの凄い。
できれば今度はリロードの悟空が観たい。
8巻オアシス編は色々(…いろいろ!)問題ありそうだから無理かもしれないけど、観てみたい…。
あと、今回八戒とのコンビが可愛くて悶えっぱなしでした。二人昇竜拳からのハイタッチと、
千秋楽で突然「これっくらいの、肉まんを、ドーン!!」てやったのが最高に可愛くてアシさん達と悶絶。
凄く度胸があって頭の回転の早い御方な気がする。

■太陽くんの悟浄。まずパッと見のシルエットが漫画のままでビックリした。実際の悟浄より背が高いしスタイルもいいんじゃないか…?
新規で最遊記に参戦してイキナリ、悟浄メインのシーンが多い話という…プレッシャーも相当だったのではないかと思う。
カンパニーの中でも「子役が三人」と言われていたとの事だが、確かに歌劇伝三蔵一行の中では一番年下に見える(実際に一番お若いし)。
クールな時の悟空よりも青臭い感じ。金閣への接し方や霧の階段での幻覚シーン、カミサマを助けようとするシーンは、
悟浄の青年らしい青臭さが全開で逆に良かったと思う。そして三蔵悟空八戒にフルボッコされる(笑)シーンの可愛さよ…。
立っていても動いていても凄く絵になるけど、ちょっとした仕草が男臭くていいね。個人的に好きな「頼むよ…」の台詞が凄く良かった。
斜に構えてるけどガキっぽくてイイヤツで一生懸命で、愛おしい悟浄。
まだお若いので、次にお会いした時にはグングン成長されていると思う。身長の話ではなく。
余談だけどカテコでの金閣ちゃん達との絡みに頬が緩みっぱなし。子供達への素の接し方、あれ普通に悟浄だよ(笑)。

■藤原さんの八戒。……あの、すみません、私、もの凄く好きです藤原版八戒……(真顔)。
同じ二枚目でも藤原さんご本人とウチの八戒ってベクトルが異なると思うのですが、板の上の藤原さんは完璧な八戒。
…なんだろう、声色・口調に加えて、仕草・立ち振る舞い・表情が、すごく八戒。……凄く八戒。
観て頂いた方にはこれで伝わってると思うんだけど(笑)とにかく八戒。なんだこの語彙の少なさ。
失礼ながら藤原さんのお仕事を今まで存じ上げていなかったのですが、キャスティングして下さった方と握手したい。
前半の悟空とのシーンや三蔵との口論シーンで「……え、ちょ、凄い。この八戒、凄い八戒なんですけど」と動揺したところで、
敗退後の弱った八戒が凄まじく八戒で驚愕し、ラストまで完璧に八戒。
八戒だけ感想がちょっとおかしいんだけど、ひとつひとつ挙げてたらキリがないので許して下さい。
なんというか、ウチの『八戒』を研究し尽くして演じて下さっている。特に仕草と口調が逐一完璧で私が引いた(笑)。
いや、原作者なんで、八戒の所作が脳内インプットされてるんだけど、藤原さんがそれを舞台用にアウトプットして下さっていた感じ。
しかも今回ちゃんと、清一色編を経て三蔵らに遠慮が無くなった頃の八戒再現。現役保父さんの構えが素敵。
…ゲスい萌えポイントは、白のインナー姿の時の鎖骨と、憂いの表情の色っぽさ。

■平野さんのカミサマについて。
…………ぜひ観て下さい。のひと言に尽きます。
この方にカミサマを演じて頂けて本当に良かった。凄まじい演技力と歌唱力で、三蔵一行四人をたった独りで圧倒するパワー。
凄かった…。初見で「すごい…」と感動したのに、回を重ねる毎にパワーアップされていたように思う。
説明し辛いから本当に、観て頂きたい。
カミサマというキャラクターは、無印のラスボスであり、三蔵一行四人が初めて敗北する敵であり……なんだけど、
どうしても漫画の方だと、三蔵一行の弱さや強さや結束感にスポットを当てた展開に終止したものの、
この舞台で『ミュージカルという特性を最大限に活かしてカミサマを引き立たせて貰った』感じです。
一行敗走シーン直後からの、カミサマ独断場ミュージカルがもう半端無く好き。あの流れが凄い。
楽しそうに子供っぽくはしゃげばはしゃぐほど孤独感が強調されて、そこであのステンドグラスの流れ。
演出も歌も素晴らしい。てか、ズルイ。

■金閣、銀閣。
金閣かわいいいいいいい。どちらの子役さんもそれぞれに可愛い。
子供らしい無邪気さのせいちゃんと、落ち着いて貫禄ある演技の拓矢くんと。前半の、金閣銀閣が宿を襲うミュージカルシーン、
あの演出を観て心でガッツポーズ。某セサミストリ●トばりの可愛らしい金閣のお歌とダンス、
そのバックでは銀閣が三蔵一行を嬲り殺しというあのコントラスト。素晴らしい。
楽曲のクラップ音に三蔵の銃声を合わせたりとか、凄く芸が細かい。
──────村田充さんの銀閣。ありがとうございます、ありがとうございます。
銀閣も超絶カッコ良くて不気味な哀しさ漂ってたんですけど(まず衣装デザインを拝見して、コレをみつぅさんが着られて
演じられると思っただけでもう脳内満足したレベル)
……あの、双頭人形ボニー役がですね……ああコレは後で語ります……。

■そして、唐橋さんのニイ博士。↓
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今回、遂に唐橋さんの法衣姿が……回想の白法衣だけど……!夢がひとつ叶いました……黒法衣姿を拝むまでワタシ諦めない…。
あと今回、博士の歌パートがあって無茶苦茶嬉しかった…カッコ良すぎて頭抱えた。
役柄的に超フリーダムに見えて、緊張と緩和のバランスというか劇場の空気の読み方が半端ない方だなと、
今回3公演拝見して改めて思いました。
烏哭のあのオーラは、最リロ10巻で三蔵一行が勝てなかったのも仕方ない(笑)。

■美味しかったサブキャラ・その1、バーのマスター。アレはズルイなー。
毎公演ネタを変えて来るというのもオイシイですね。全部観たかった。
「ぽっちゃりした女性」ネタがかなり好きです、悟浄の「すげー聞きてぇ!!」も併せて(笑)。
千秋楽で笑って台詞出なくて自分の頬をペチンと叩く悟浄もめっさ可愛かった。

■美味しかったサブキャラ・その2、ボニー&クライド。
えっさーほいさーえっさーほいさ
カミサマの城の案内役の双頭人形。まさかあんなオイシイ事になるとは……。
充充コンビで演じられると聞いてはいたのですが、凄く良かった凄く面白かったツボったありがとうございますホント。
芸達者な役者さん達はスゴイ。動きも間合いも計算された笑いの取り方。「「バーーーーカ!」」で毎回必ず笑う。

■アンサンブルの皆様も頑張ってて下さって、特に天羽くんの女性役がビックリするくらい魅力的でした。
動作が口調が、マジで色っぽい。まったく違和感の無い女性で、身体の美しいしなり方は最早女性よりも女性的(笑)。

■冒頭のすんごい萌えポイント。『悟浄の想像の中の三蔵悟空八戒』が可愛くて死んだ。
三蔵の煙草吹きかけと八戒の「ぶぅっとばしますよ♥」と三人の走り去り方が最高に可愛い。奇声笑いと悟空くるくる可愛い。
可愛い。(真顔)

■ニセ悟浄シーンの原作完全再現、ありがとうございます。タイムシフトで繰り返し何度も観てしまいました。
全員可愛すぎる。

■カミサマとの初戦闘シーン、アクションがとにかくカッコイイ。魅せ方がカッコイイ。
カミサマの攻撃で、吹っ飛ぶ直前に一瞬静止画になる三蔵一行がいい。
経文取られて蹴り上げられる三蔵の、背中の止め絵から崩れ落ちた後の無様さがいい。

■敗走後のマスター宅。
苦しみ悶える三蔵もいいし、怒りのやり場のない悟浄もいいが、弱った身体に怒りと諦観が静かに鬩ぎあってる八戒が素晴らしかった。
「藤原さん上手い…」とちょっと呟いてしまった。関係ないけど「死体を犬にでも〜」の台詞は今聞くと改めて、
何で当時の自分はこんな怖い台詞を書いたんだろうと思った(笑)。
そして三蔵と悟浄のガチ殴り合いに萌えた燃えた。また描きたい。

■麻雀シーンのラストで、淡々と麻雀を続ける三蔵一行四人の空気感が、本当に素晴らしかった。
ある意味お客さんを完全放置した、四人だけの世界。長めの沈黙、牌の音と静かなBGMだけが続き、ゆっくりと陽が差し込んで来る。
それが逆に、四人の言葉には出さない心情を想像させる。彼らが馴れ合い過ぎず、でも結束を募らせて行く沈黙の時間。
この静寂と時間の表現、あれは漫画では難しい。今回の舞台で一番「くそー、負けた…!」と思わされたシーン。
そして悟空の感情の吐き出し、先にも書いたけどこれが大変素晴らしかった。
…あ、麻雀の前に悟空が独りで壁を叩くシーン、あそこ効果音で壁にちゃんとヒビが入ってたね。細かい原作再現が嬉しい描き手。

■後半のカミサマ戦が凄まじくカッコイイ。アクション凄い。三蔵一行も凄いしカミサマも凄い。凄いしか言ってない。
全員が綺麗に入り乱れて、バンバン吹っ飛ぶし転がるしでリアルに心配になるレベル。
藤原さんがツイッタで「八戒さんは気功術とか使うからアクションそんなに無いんじゃないかと勝手に思ってたおればかやろう。」と
仰ってましたが、観たら本当に「コレは大変だ…」と思いました……。

■カミサマのラストシーン。…泣く。これは泣く。描いたの自分なのに、なんという残酷な…と思わされた、カミサマ平野氏の演技力。
そして『先生』唐橋氏の、徹底した優しい冷酷さ。
ステンドグラスの割れるタイミングから何から原作を完全再現して下さっていて本当に嬉しい。
描いてよかった…。

■ED、三蔵一行の歌うメインテーマ曲にカミサマのソロパートが被さる演出に鳥肌。
てか平野氏の歌唱力……脱帽。劇場で生で聴かせて頂けて良かった。
個人的に、EDの入りの、悟空がマントの裾持って駆け込んで来る所の、一連の動きが卑怯なまでに悟空らしい。あそこ凄く好き。

■カーテンコールについては、もうこれ以上ないくらい長くなりそうなので割愛。みんな可愛くて困る。
そしてあんなに終止険しい表情だった三蔵が、突然ふわっと微笑む瞬間の破壊力が凄まじい。

………以上、長くて申し訳ありません……。
鈴木くんがカテコで「多くの方に原作を知って頂きたい、原作ファンにはより楽しんで頂きたい」と言ってくれていましたが、
とにかく全編通して原作を最大限にたてて頂き、皆さんが凄まじい熱意を持って作って頂いているのを舞台を通して感じたので、
原作者としてこんなに嬉しい事はありません。

パンフレットにも書きましたが、スタッフさんだけでなく役者さん達、特に座長の鈴木くんが、
ひたむきに続編を呼びかけ続けて下さった事で実現した舞台でした。
「また絶対に続編を」と、スタッフさんもキャストさんも、そしてお客さんも声をあげて下さっているので、私も同じ想いを抱いて、
自分自身の『最遊記』を精一杯描いていきたいと思います。
……公演後、休憩所でバッタリ会った唐橋さんと鈴木くんと一緒に、今後の歌劇伝についてのお話をしました。
三蔵法師二人と原作者とのトップ会談(笑)。内容は内緒。
唐橋さんが「烏哭戦は(アクション的な意味で)歳取ったら俺がヤバイ、今ですらちょっとヤバイ」と仰っていたとだけ(笑)。

──────追記。
ニコ生のアンケート(現在は投票を閉め切っております)、素晴らしい結果を頂きました。
リアルタイムでご視聴下さった皆様、ありがとうございました。
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ニコ生での有料視聴、どちらもDVDには収録されない回らしいので、観ておきたい方は視聴期間の終了までに是非。
カーテンコールまで全部入ってますよー。

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【ニコニコ生放送】
※プレミアム会員の方は今からでもご視聴頂けます。[ネットチケット各1700円]
※タイムシフト視聴を開始してから「放送時間+24時間」の間は何度でもご視聴頂けます。
◆『最遊記歌劇伝 -God Child-』 5月5日 夜公演◆
  [チケット販売期間]
  2014年4月9日(水) 18:00~2014年5月31日(土)23:59 まで
  [タイムシフト視聴可能期間]
  2014年6月30日(月)23:59 まで
◆『最遊記歌劇伝 -God Child-』 5月7日千秋楽 記録用(全景固定)映像◆
  [チケット販売期間]
  2014年4月25日(金) 18:00~2014年5月14日(水)23:59 まで
  [タイムシフト視聴可能期間]
  2014年5月18日(日)23:59 まで

【『最遊記歌劇伝』公式サイト】→コチラ
DVD詳細については公式サイトでの発表をお待ち下さい。
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by nitro_mine | 2014-05-11 00:00 | 仕事関連レポート